スポンサーサイト

--/--/-- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告

嬉しい一歩

2011/03/15 19:32

「じゃあ、またね。」

病棟1階フロアの、自動ドアをはさんだ外と中。ドアの向こう側に行けない私は、囚われの身のような気持ちで、外にいる主人や子供たちに向かって笑顔で手を振っていました(*・ω・*)ノ~~~♪。(本当は、高い塔に閉じ込められたお姫様と書きたかったけど、それは私の年齢的に、読まれた方が不愉快になると思ったのでこんな表現にしました!|||・ω・*)ーーー。)

大学病院は家から距離があったので、毎週土日だけ、主人が子供たちを連れて来てくれました。逢うたびに様子の違う私に子供たちはそれぞれに思うこともあったと思います。わずかな時間でしたが、とてもとても幸せな一時でした。

主人は、私が入院したその翌日からは、職場までを車通勤すると言いました。病院の位置が、家から職場までの間の少し家側よりですが、その通り道にあったからです。1時間以上もかかる車通勤を私は心配しましたが、譲らない主人に事故だけはあいませんようにと祈りつつ、それでも毎日訪れてくれる時間になると、そわそわと待ってる私がいました。入院した翌日から、退院まで主人は1日も欠かさず来てくれました(*p_q*)。

みんなを、主人を、ドアの手前の同じ位置から見送りながら、入ってくる新鮮な風を体にうけ、私も早くこのドアから外に出たいといつもいつも思っていました。そして姿が見えなくなると自分の病室へ戻るためのエレベーターに一人寂しく向かっていました。

入院中には、素敵な出会いがたくさんありました。病院のスタッフのみなさんによくして頂いたことは 『教授回診』 でも書きましたが、私と同じ病歴の患者さんたちとも老若男女限らずとても素敵な出会いがありました。それは 『宝持ち』 にも書いています。それから、検査以外のありあまる時間に読んだ本たち。普段の生活では自分の時間なんてなかなかとれなかったので、入院したらいっぱい本を読みたいと思っていました。持っていった本も読んで、主人に持ってきてもらう本も追いつかず、病棟の待合室にある本もかたっぱしから読んでいきました。そこには到底自分では選ばないだろうという本もあり、心に残る本とも出会いました。

私が家を留守にしてる間は、子供たちの世話を含め家事の全てを義母が担ってくれました。その方が長い留守の間、主人にとっては気楽じゃないかと思ったからです。快く引き受けてくれたお義母さんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当に大変だったと思います。また、お義母さんが来ることで、今は亡きお義父さんにもその間不便をかけたことと思います。本当に迷惑をかけてしまいました。・゚(´pωq`)゚・。。

それから手術の日、麻酔から覚めて、家族とのわずかな面談時間に、まさかの、母や姉夫婦、親戚の人たちが来てくれてたことに驚きました。遠いところをわざわざ来てくれ、長い時間を待合室で私のために祈ってくれてたのかと思うと、胸がつまる思いでした。そして距離のある病院まで何度も何度も足を運んでくれた友人たち、今思い出してもこの時の感謝の気持ちはまだ返しきれてないような気がしてなりません。


術後の経過はとてもよく、それは誰もが驚くほどの早い回復で、手術後1ヶ月も経たずに退院の許可がでました。

退院の日、ず~と傍にいてくれたインターンの女の先生と手をとりあって涙の別れをしました。その時の彼女の一言が今でも思い出されます。

「待ってる人がお家にいると、回復が早いですね。」

先生や、病院スタッフのみなさんに挨拶をし、主人と一緒に1階に下り、見送りの時いつも憧れて見ていたドアの向こう側に足を一歩踏み出した時、

「ぁ~やっと外に出れた。嬉しい♪。」

私は新しく再生した自分を感じました。主人もそんな私を見て笑っていました。




またふと何かを思い出して書くこともあるかとは思いますが、『病気』を書くことをとりあえず終わりにしたかったので、前記事に続けて一気に書きあげちゃいました(*/∇\*)♪。


          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日、買い物に行きました。こちらは、いつもとかわらない風景がそこにありました。

家に戻り、重い買い物袋を両手に持ち、ふと見ると玄関脇の花壇には春の花が咲いていました。

P1010126_convert_20110315184312[1]zeraniumu P1010110_convert_20110315184100[1]yukihana

P1010123_convert_20110315184204[1]biora P1010014_convert_20110315184003[1]suisen

寒い寒いと思っていたけど、花壇には春がきています♪。




東北にも、早く春がきますように……。

スポンサーサイト

病気  | コメント : 6

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。